メンタルヘルス
子どもたちのコロナストレス対策

新型コロナウイルスでアッという間に生活環境が変わり、戸惑っている人も多いですね。
外出自粛で学校の休校やテレワーク、生活費や子供の教育に対する不安、デマや風評被害と、数か月前にはまったく想像のできない生活になりました。
「Stay at Home」が合言葉になっていますが、家族全員が家にいることのストレスが増えてきています。

時間割を作ろう
家にいるとどうしてもダラダラしがち、そこで子供と一緒に時間割を作りましょう。
ポイントは集中する時間とリラックスする時間を作ること、1日の中でメリハリをつくることです。
時間管理をしておくと元の生活に戻った時にスムーズに環境対応できます。
午前中は交感神経が優位なのでお勉強に最適です。
40~50分毎に10分の休憩を入れて、子供は勉強、パパとママはテレワーク、家族全員で共有します。
ランチの後はリラックスタイムと集中タイム
リラックスタイムは自分の好きなことをしましょう。
趣味を楽しんだりお友達とのおしゃべりやSNSでのメッセージで連絡を取り合いましょう。
運動をする時間もここで取っておきましょう。
おやつタイムのあとはもう一度集中タイム、午前中やり残した勉強や仕事を片付けましょう。
子供はエネルギーそのものです、そのエネルギーを止めることはできないので発散する場を作ってあげることが必要です。
親にとっては面倒な時間管理も子供たちはてすぐ適応してくれます。
「家庭が安心できる場」であるためには、親と子の精神状態が安定していることです。
社会性が崩れないようにするためにも時間管理は必要です。
最初にルールを作り掲示しておけば、その通りに活動するだけですので、ぜひ子供と一緒に作ってください。
我が家だけのイベントを作ろう
曜日の感覚がなくなりがちなので、「金曜日はカレーの日」といったイベントも盛り込むと良いです。
感染予防のため、買い物は子供を連れていかないこともルールとしましょう。
まずはできることから始めましょう。

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この記事の監修・専門家:橋野 由利子 |