2021.03.15

梅毒の症状、検査方法や治療方法を徹底解説!

感染しやすく日本でも若い女性の感染者が増えている性病が梅毒です。今回は梅毒の症状や、感染を放置した場合のリスク、検査・治療方法、予防の仕方などを解説します。

【期間別】梅毒の症状

[caption id="attachment_10054" align="aligncenter" width="2000"] カレンダーはストックフォト用にデザインしたオリジナルの小道具です。[/caption]

梅毒トレポネーマという細菌によって引き起こされる性病が梅毒です。症状は感染してから日が経つごとに進行し、性器だけでなく症状に変化が出ることがあります。

第一期梅毒:感染から約3週間後

感染から約3週間後は第一期梅毒と呼ばれます。この時期の症状は、感染した箇所にできる痛みを伴わないしこりです。軟骨くらいの硬さで基本的には痛みはないのですが、他の性病も併発している場合は症状が出ることもあります。自分で確認することが難しく、痛みを感じないため発見が遅れることも珍しくありません。その他、太ももの付け根のリンパが腫れてしまうこともありますが、この場合も痛みは出ないことがほとんどです。
この症状が出て2〜3週間すると、これらの症状は自然と消えていきます。ただし治ったということではありません。症状が消えただけで梅毒の原因である梅毒トレポネーマは血中に存在しています。

第二期梅毒:感染から約3ヶ月後

治療しないまま感染から3ヶ月以上経つと、第二期梅毒に移行していきます。この頃になると感染した箇所だけでなく、全身に様々な症状が出てきます。性病とは一見関係なさそうな頭痛や倦怠感、発熱、手のひらや足裏の発疹などの症状があるのも特徴です。その他、性器や肛門周辺に扁平コンジローマと呼ばれるイボができたり、小豆からえんどう豆くらいのサイズの丘疹性梅毒疹という赤茶色で硬い皮疹が出ることもあります。また喉や扁桃腺が腫れたり、全身にバラ疹と言われるアザができたり、梅毒性脱毛が起きたりするなど、その症状は多岐にわたるので注意が必要です。
これらの症状は感染から3ヶ月〜3年にわたって続きますが、時間が経つと自然と消えていきます。ただこれも第一期梅毒同様、梅毒が完治したというわけではありません。

第三期梅毒:感染から約3年後

第二期にも治療を行わずに第三期梅毒に移行すると、今度は皮膚だけでなく臓器や筋肉、骨にまで硬いしこりやゴムのような腫瘍ができ始めます。ゴムのような腫瘍は周りの細胞を破壊し、四肢や鼻の欠損などにも繋がります。ただ治療方法が確立されている現在では、第三期梅毒まで進行してしまう人はほぼいません。

第四期梅毒:感染後10年以上

第四期梅毒になると心臓や血管、中枢神経までに障害が出るようになり、最後は死に至ってしまいます。ただ第三期梅毒と同様、現代でこのレベルまで梅毒が悪化してしまうケースはほぼありません。
しかし梅毒には全く症状のない無症候性梅毒というものがあり、この場合は途中で気づかなければ、思っている以上に症状が進行してしまうことがあります。

梅毒の感染経路は大きく分けて3つ

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梅毒の主な感染経路は性交渉ですが、それ以外にも感染経路はあります。

感染原因①性交渉による感染

梅毒の最もポピュラーな感染経路は性交渉です。梅毒が引き起こされるのは、梅毒トレポネーマという細菌が粘膜や傷口から入り込むことが原因なのですが、血液・精液・膣分泌液を介して感染するため、性交渉はどうしても感染経路となりやすいのです。またオーラルセックスによって口唇が感染してしまうこともあります。口唇が感染してしまうと結果キスをするだけでも移してしまうこともあるのです。

感染原因②傷口や粘膜からの感染

梅毒に感染すると梅毒トレポネーマは血液や分泌液を介して感染するため、感染者が非感染者の傷口や粘膜に接触することで感染が起きてしまうことがあります。確率的には高いわけではありませんが、感染しているときは他者との性交渉以外の接触にも気をつけなければなりません。

感染原因③母体感染による先天梅毒

妊娠中に母体が梅毒に感染している場合、胎盤を介して胎児に梅毒が感染してしまうことがあります。症例として多いわけではありませんが、梅毒患者の増加に伴って先天梅毒で生まれてくる赤ちゃんも増えています。妊娠初期に梅毒に感染していなくても、その後の性交渉で母体が梅毒に感染してしまうことがあります。特に注意が必要だと言われているのは、妊娠15週以降で母体が梅毒に感染したケースです。

梅毒の症状が出たらすぐに検査を

昔は不治の病として恐れられていた梅毒ですが、現在は早期に治療を行うことで完治させることができます。症状を悪化させないために何より大切なのは早期発見です。症状が感じらたり何かおかしいと感じたりしたら、以下の方法ですぐに検査を行いましょう。

検査方法①病院を受診する

男性は泌尿器科、女性は婦人科で梅毒の検査ができます。梅毒検査は梅毒トレポネーマの直接検出、梅毒の原因であるT.p.抗原の反応で検査するTP法、脂質抗原と血清を反応させるRPR法が一般的です。病院によって扱っている検査が異なる場合もありますが、感染機会と思われる時期からどれくらい経過しているかによって、検査方法が使い分けられます。

検査方法②検査キットで検査する

なかなか病院を受診する時間がないという人は、自宅に届けられる検査キットで検査ができます。自宅で採血したものを郵送して結果を待つことになりますが、専用のキットなので採血自体は簡単です。ただ現在のところ梅毒の検査キットは採血するタイプが主流なので、他の治療で抗凝固剤を使用している人は受けることができません。検査結果は1〜数日後にネットで確認できます。

梅毒はどうやって治療するの?

検査の結果陽性だった場合、すぐに治療が必要です。梅毒の治療方法を解説します。

抗生物質を使って治療する

梅毒治療にはペニシリン系の抗生物質を服用するのが一般的です。第一期梅毒なら2〜4週間、第二期梅毒なら4〜8週間、1日3回抗生物質が処方されます。ペニシリンアレルギーを持つ人もいますが、その場合はペニシリン系以外の抗生物質で治療が可能です。

定期的な通院が必要

治療中は定期的に通院して、薬の効果を確認しながら治療を進めていきます。また最初に処方された抗生物質を全て内服したあと、定期的に採血検査を行わなければなりません。梅毒はすぐに完治したという判断ができないため、約半年の間1・2ヶ月おきに検査を行います。確実に完治させるために、検査を行っている間は性交渉をすることはできません。

症状が出てからでは遅い。梅毒を予防する方法

梅毒は治療できる性病ですが、感染してしまうと治療に長い時間を要します。まずは感染しないように普段から予防することを心がけましょう。

コンドームを必ず使用する

梅毒の感染は感染している部位と他者の粘膜や皮膚が接触することで起きてしまいます。その接触を避けることができるのがコンドームです。避妊用ピルを使用する人も増えていますが、梅毒をはじめとした性病やHIVの予防にはコンドームの使用が推奨されています。コンドームだけで100%予防できるわけではありませんが、基本的には使用するようにしましょう。

特定の相手以外との性交渉を避ける

性交渉をする相手が増えれば、それだけ梅毒に感染するリスクは高まります。他の性病やHIVもそうですが、予防のために特定の相手以外との性交渉は避けるようにしましょう。

パートナーと同時に治療を行う

パートナーがいる場合、一方が感染している場合はもう一方も感染している可能性が高いです。せっかく治療しても相手が感染してたら意味がありません。一方にしか症状が見られない場合でも、必ず一緒に検査を行い、陽性であれば同時に治療を行いましょう。

まとめ

梅毒はきちんと検査をすれば完治します。症状が当てはまるのであればまずは検査をしてみましょう。もし陽性だった場合はパートナーと同時に治療することが必要です。また日頃からコンドームを使って梅毒の予防を心がけましょう。

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