2021.04.06

男性器のしこり、これって梅毒?気になる症状・原因・検査方法を解説!

男性器にポツンとできたしこりは、梅毒の初期症状である可能性があります。しかし、梅毒検査に抵抗を感じる方は少なくありません。そこでこの記事では、男性が梅毒にかかった場合の症状・感染経路・検査方法を詳しく解説します。梅毒かも?と不安に感じている場合は検査前の参考にしてください。

日本で増加中!梅毒の初期症状とは

日本で増加中!梅毒の初期症状とは

江戸時代に大流行した梅毒、現代で感染することはまずないのでは?と思う人が大半ではないでしょうか。しかし、実は2010年から国内の梅毒感染者が徐々に増加しています。2017年には、全国で5,000件超の感染報告をマークしました。梅毒は決して過去の感染症ではありません。まずは梅毒の症状がないか、セルフチェックしてみましょう。

男性が梅毒に感染したときの初期症状

梅毒の症状は1~4期で進行します。1期と呼ばれる初期症状が出現するのは、感染から3週間~3ヶ月の間です。男性の場合、次のような症状が現れます。

・陰茎・肛門・くちびる・口腔内の赤くて硬いしこり
・脚の付け根にあるリンパ節の腫れ

しこりが出来るのは、梅毒が体内に入り込んだ部分です。基本的に痛みはありません。ただし、まれに他の菌が同時感染して痛むケースもあるため「痛いから梅毒じゃない」と決めつけるのはNGです。しこりや腫れはやがて収まりますが、梅毒は血液中に潜んでいるため、自然に治るわけではありません。

梅毒の初期は痛みがなく気づきにくい

梅毒の初期は痛みを伴う症状がなく、放っておけば10~20日ほどで治ってしまいます。直腸など見えにくい場所にしこりが出来ることもあり、こうなると自分で気づくのはほぼ不可能です。梅毒は発症と消失を繰り返すのが特徴で、まれに診察でも見落とされることから「偽装の達人」と呼ばれています。症状がほとんどない時期では、血液検査を受けないと感染を判断できません。

進行すると皮膚にバラのような発疹ができる

初期症状を過ぎたのち、梅毒は2期・3期へと進行していきます。梅毒は血流にのって広がるため、症状は全身に及びます。シンボリックな梅毒症状には、次のようなものがあります。

・バラのような発疹
バラ疹と呼ばれるピンク色のあざのようなものです。エンドウ豆程の大きさのものが、お腹や背中等の体の中心部に発生します。初期を過ぎてから比較的早い段階で現れますが、痛みもなく放っておけば消えてしまい、自覚されないこともあります。

・皮の厚い部分に出来る赤い発疹
手のひらや足の裏などの厚い角質層に生じる発疹ですが、このような症状は他の病気であまり見られません。乾燥していて皮膚がフケのように剥がれ落ちます。通常は痛み、かゆみを感じません。

・肛門や性器付近の平べったいできもの
扁平コンジローマと呼ばれるもので、病原体が多く付着しているため感染原になりやすい部分です。

ここまでが早期梅毒と呼ばれる期間です。その後潜伏期を経て、晩期梅毒(3期以降)へと進行します。感染が臓器・骨・筋肉に広がり、さまざまな場所にゴム腫を生じて組織を破壊します。無治療で放置すると、大動脈瘤破裂や中枢神経障害を起こして死亡する場合があります。ですが、現代では晩期梅毒まで進行することは極めてまれです。

男性の梅毒の原因と感染経路

男性の梅毒の原因と感染経路

梅毒の原因は梅毒トレポネーマ

梅毒を引き起こすのは、梅毒トレポネーマと呼ばれる菌の一種です。菌体は細長く、バネに似たらせん形状をしています。熱や乾燥に弱く、消毒薬がよく効きます。生体の外では長く生存することができず、空気感染することはありません。他者への感染力は、初期段階の1~2期でもっとも高まります。

梅毒は性器・口腔などの粘膜接触で感染する

梅毒トレポネーマの感染経路は、粘膜の接触です。性器・口腔・肛門・直腸を使う性行為が感染の原因になります。梅毒のしこり・できもののある部分との接触でリスクが高く、1回の性行為で接触する確率は20~30%ほどです。くちびるや口の中に病変があれば、キスでも感染します。

梅毒はアナルセックスで感染することが多いといわれています。直腸の病変は外から見ても分からず、梅毒を有している本人も気づきにくいからです。アナルセックスではコンドームを使わないことが多く、感染のリスクが増大します。

梅毒は、コップ・食具・カミソリの共有で感染することもあるといわれています。ただし、性的な接触と比べると可能性はかなり低いでしょう。妊娠初期に感染すると、約半数が流産や早産となります。妊娠後期の感染では胎児に感染し、先天性梅毒を発症します。

近年は梅毒の男女比率が変化している

近年、梅毒感染者の男女比率に変化が現れています。以前は男性の割合が高く、2013年における男女比率は4:2。また、男性の感染経路では同性間接触が数多く報告されていました。ですが2016年には男女比率2:3と女性の割合が高まり、男性の感染経路も異性間との接触が増加。つまり、女性との性的接触で感染するケースが増えているのです。

近年の年代分布で見ると、女性は20代の感染者が多く、男性は20~40代と広範囲で広がりを見せています。これらの傾向から、風俗の利用によって感染が拡大したのではないかと考えられています。感染の多い地域は東京や大阪で、都市部を中心に感染が広がっているようです。

梅毒は発症と潜伏期間を繰り返す

梅毒が広まる要因として、潜伏期間が長いことが挙げられます。感染してから初期症状が出るまで、潜伏期間はおよそ3~6週間。その後も「症状が出ては消える」という状態を繰り返すため、目視で見分けにくいのです。感染から1年未満の梅毒は感染力が強く、症状がなくても感染するリスクがあります。

梅毒は治療を受けないと治らないといわれてきましたが、最近では自然治癒するケースがあることも分かってきました。しかし、そのケースは非常に稀であるため症状が消えた=治癒と考えるのは非常に危険です。ただ潜伏期間に入っただけという可能性が高いので、きちんと検査を受けて適切な治療を受ける必要があります。

男性が梅毒の検査・治療を受けるには?

男性が梅毒の検査・治療を受けるには?

梅毒かも?と思ったら、まず検査を受けるのがベスト。ですが梅毒検査となると、なかなかハードルが高いものです。ここでは梅毒の検査~治療の流れを解説するので、検査前にシミュレーションしてみましょう。クリニック以外にもさまざまな方法で検査が受けられるので、自分に合ったものをチョイスしてくださいね。

梅毒検査はクリニック・保健所で受けられる

梅毒は血清反応検査(抗体検査)で診断します。検査に必要なのは、わずかな量の血液です。感染から数日程度で検査を受けても、正しく反映されません。検査を受けるタイミングは、感染したと考えられる時点から3~4週間後です。

「気になる症状がある」「性行為をしたとき、相手の性器にしこりがあった」という場合は、クリニックを受診するとよいでしょう。有料ですが、スピーディーに結果が分かります。クリニックでは現在感染中か、過去に感染した事があるかという事まで判別できます。梅毒にかかるとHIVなど他の性感染症も併発しやすいため、まとめて調べておくのがベストです。

「症状はないが、念のため調べておきたい」「定期的にチェックしたい」という場合は、保健所で検査を受ける方法もあります。自治体によっては、梅毒を含む性感染症検査を無料で実施しています。ただし月ごとに検査できる日時が決まっていることが多く、結果を知るまでに時間がかかるのがデメリットです。また、他の検査希望者と一緒に待合所で待機することがあります。

梅毒は郵送キットでも検査可能

梅毒の検査は郵送キットでも可能です。非対面で誰にも会わないため、周囲に知られずに検査ができます。結果はインターネットで確認できます。採血器具を使い少量の血液を採取するだけなので、はじめての検査でもそれほど難しくありません。多忙でクリニックに行く時間がとれない場合にも有効です。
ただし、こちらの検査では梅毒に対する免疫があるかどうかを判別するものなので、結果が陽性の場合はしっかりとクリニックで治療の必要性を判断してもらうことをオススメします。

梅毒はどのくらいで治る?治療方法と期間

梅毒の治療は、抗生剤の内服です。ペニシリン系・セフェム系の抗生剤が使われます。発見が遅れるほど長期療養が必要になるので、もしやと思ったら早めに検査を受けましょう。内服期間は短くとも4週間ほどですが、個々のフェーズで異なります。1度の治療だけでは再発することがあるので、その後も経過観察が必要です。

投薬を開始すると、頭痛や発熱・筋肉痛などの副作用が生じることがあります。これは梅毒の菌が抗生剤で急激に破壊される事で起きるもので、安静にしていると和らぎます。症状によって、熱や痛みを抑えるための薬が処方されます。

梅毒に感染するとある程度抗体ができますが、再び梅毒感染者に接触すれば再感染もありえます。予防はコンドームが有効です。またどちらかが治っても相手方から再度感染してしまう、パートナーとのピンポン感染を起こさないために、検査・治療はカップルで同時に行うのが望ましいでしょう。

まとめ

これって梅毒?気になる症状・原因・検査方法を解説!

梅毒の初期症状は見逃されることが多く、進行するとその後の治療が長引いてしまいます。梅毒は早期発見・早期治療できちんと治る病気です。自覚症状がなくても、過去に気になる行為があったら早めに検査を受けましょう。

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