2018.10.11
健やか豆知識
腸内環境改善! オリゴ糖の生活習慣病予防効果とは?

日常的なヘルスケア、生活習慣病予防のため、砂糖に代わる甘味料として注目されているオリゴ糖。甘みの強さに対して砂糖よりも低カロリーであることは知られていますが、実は砂糖の摂り過ぎによる肥満防止以外にも、腸内環境改善などの効果が期待できるのです。
オリゴ糖の定義については、下記のように言われています。
ビフィズス菌のエサとなって腸内環境を整える
オリゴ糖には、代替甘味料として糖質の過剰摂取を防ぐだけでなく、腸内環境を整える働きもあります。
善玉菌を増やし、腸内環境を良好に保つことは、血糖値を正常に保って糖尿病を予防する、肥満につながる悪玉菌の増殖を抑える、老廃物によって血流が滞るのを回避し高血圧を予防するなど、さまざまな面からの生活習慣病予防につながります。
急激にオリゴ糖を摂取するとかえって体調を崩すことも
生活習慣病予防のためにはぜひ取り入れたいオリゴ糖ですが、その摂取量には注意が必要です。
代替甘味料の定番はトレハロース・パラチノースなど
オリゴ糖の中でも消化酵素で分解されにくいものはスクロース(砂糖)よりも低カロリーになります。
さらに、虫歯菌(ミュータンス)はスクロースを使って歯を損なうため、オリゴ糖は虫歯になりにくい代替甘味料としてよく用いられています。

砂糖の代わりとしてだけでなく、ヘルスケアのためにオリゴ糖を
砂糖の代替甘味料として注目されがちなオリゴ糖ですが、生活習慣病予防においては、腸内環境改善の効果も見逃せないところです。
過剰摂取に注意しながら、甘いものが我慢できない時など上手に取り入れていくようにしましょう。