【目次】

  1. その1 食生活
  2. その2 免疫力と食事
  3. その3 日常生活と運動

その2:免疫力と食事

免疫の働き

免疫とは自然治癒力、つまり自己防衛システムとして私たちの体に備わっています。この外から入ってくる「異物」や「がん細胞」などを排除して病気から体を守る機能のことを免疫といいます。

私たちの体の中で外敵と闘う免疫細胞、病原体やウイルス、アレルギー物質など病気の元になるものを見つけて殺傷・排除してくれます。免疫細胞にはマクロファージ・リンパ球・NK細胞・B細胞・T細胞などがあります。

免疫細胞は外からウイルスが体内にはいってくると、マクロファージがウイルスを見つけその情報をT細胞に知らせます。T細胞は司令塔となり外敵と闘うキラーT細胞に攻撃の指令を出します。次に抗体をつくるB細胞に指令をだし、大量の抗体を作らせウイルスを処理します。マクロファージから指令を受けた顆粒球やNK細胞がウイルスやがん細胞を攻撃します。

免疫力低下によって起こる病気

免疫力が低下するとウイルスや感染症にかかりやすくなります。主な病気は、がんや胃潰瘍、糖尿病、アレルギー、肌荒れ、口内炎、動脈硬化、シミやシワも免疫のトラブルで起きることがあります。

免疫力が低下していると、治癒力も低下、病気がなかなか治りません。また、交感神経が優位となり、イライラやストレスによる不眠の原因にもなることがあります。

免疫力と食事 主食を工夫する

栄養バランス良く食べることが免疫力を高めます。主食にお勧めなのは「玄米」です。穀物の外皮にはタンパク質・酵素・ビタミン・ミネラルが含まれています。玄米にはこれらが理想的なバランスで含まれていますから、主食を玄米に替えるだけで栄養バランスが良くなります。主食を玄米に替えるのが難しい場合は、黒米・赤米・麦・あわ・ひえ・きび・とうもろこしといった穀物をいつも食べているお米にプラスしましょう。「玄米を炊くことはハードルが高い」「忙しくて無理」という人は玄米を使った栄養補給食品をお勧めします。

スーパーでも手に入れやすくなりましたのでいろいろ試してみてください。

免疫力と食事 日本人なら発酵食品

 発酵食品には食品が本来持つ栄養素に加えて、微生物の栄養素や有効成分と発酵時に生まれる酵素も含まれています。この酵素には腸の働きを整えてくれるので副交感神経が優位になり、免疫力が高まります。

漬物、ヨーグルト、納豆、みそなど、身近な食品ばかりですが、洋食化が進む食卓で見かけることが少なくなってきました。ぬか漬けを漬けることは大変ですが、ピクルスなどで代用してみましょう。居酒屋でぬか漬けがあったら、ぜひ注文してください。

コンビニなどですぐ購入できる身近なヨーグルト、ランチに追加するだけで腸内環境がぐっと良くなり、自律神経と免疫バランスが整います。午後からの効率アップが期待できそうです。

納豆には「ナットウキナーゼ」という酵素が含まれていて、血栓を溶かす効果があります。納豆が苦手な人はサプリメントもあります。納豆は加熱すると匂いが和らぐので、最近は納豆パスタや納豆ピッツァなども人気があります。

体温を上げる

自分のベスト体温は何度か知っていますか?「私は平熱が低くて・・・」という人が増えています。体温が36度以下の人は自律神経のバランスが崩れ免疫力が低下しがちです。体温が低いと免疫細胞や酵素の働きが悪くなり、病原体を攻撃する力が弱くなり病気に感染しやすくなります。体温が高いと免疫細胞や酵素の働きが活発になり、病原体を攻撃するので感染しにくくなります。

体温をコントロールしているのが自律神経です。体温が低下すると血液の流れが上手くいかなくなり「冷え」となり、免疫力が落ち病気が治りにくくなってしまいます。体温が低めの人は冷たい飲み物より常温か温かいものを飲むようにしましょう。1日1回温かい野菜スープをとるなどお勧めです、体が温まると、免疫力も高まります。

体温より少し高いお湯にゆっくり浸かる入浴も免疫力アップに効果があります。20分以上湯船に浸かっていると交感神経が優位になってくるので、目安は15分から20分、お好みの入浴剤一緒にバスタイムを楽しみましょう。

自律神経と免疫力

自律神経とは私たちの意志とは関係なく働いている神経で、呼吸や消化などを調整しています。交感神経は活動時(緊張)、副交感神経は休息時(リラックス)に働く神経でバランスよく働いていれば健康体が保てています。

交感神経優位が長く続くと顆粒球とリンパ球のバランスが崩れ免疫力が低下してしまい、風邪をひきやすくなる、アレルギー症状(花粉症など)が出やすくなってしまいます。自律神経のバランスは自分でコントロールすることもできます。

次回は日常生活と運動についてご紹介します。

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は hasino.png です この記事の監修・専門家:橋野 由利子

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